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ジョセフメリック エレファントマン [病気]

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ジョセフメリック エレファントマンについての記事です。


「エレファント・マン」という映画を知っていますか?
体の奇形により世間から迫害を受けつつも、ある医師と出会い心を開いてく話です。


エレファント・マンの画像
220px-Josephmerrick1889.jpg



1980年公開のデビッド・リンチ監督の映画です。
エレファント・マンのモデルとなったのがジョセフ・メリックです。


1862年生まれ、本名はジョゼフ・メリックといいます。
生まれて間もなく体が変形しだし、顔や右腕、胸などの肉が膨張していきました。
その特徴的な風貌から世間の目は厳しく、症状が進むと仕事すらできない状態に陥りました。
やがて義理の母にも疎まれ、家を追われるようになります。

21 歳になったメリックは、見世物小屋に働き口を求め雇われる事になります。
この時にエレファントマンという名前で見世物興行を行っていました。
その後、遺体は彼の遺言により保存され、今でも大英博物館にその骨格が収蔵されているそうです。


「エレファント・マン」の由来は、ジョゼフ・メリックの皮膚がザラザラとして象のようであったことと、
顔面の腫瘍が象の鼻のように見えたためだそうです。


そのためジョセフ・メリックの病気は感染症の一つである象皮病(ぞうひびょう)と言われてましたが、
今では象皮病ではなく、骨、皮膚、頭部などが異常発達する先天疾患である「プロテウス症候群」と
言われるそうです。

あくまで、「プロテウス症候群」とする見方が有力であるだけらしいです。

「プロテウス症候群」は原因が不明で世界で約200例が報告されています。
現在の医学でも治す事が出来ない難病です。


ジョセフ・メリック、自分の遺体を保存し、将来、自分の病気の原因の解明のために利用して欲しいと
生前に言い残し、この世を去りました。

なんと、優しい青年でしょうか。数奇な運命を送り27歳ので亡くなってしまったのが残念過ぎます。


ジョセフ・メリックは異様な外見でしたが、生前の声を含め心の優しい青年だったそうです。

最後に彼が残した言葉です。


「私の姿がどこかおかしいのは事実だ しかし私を咎めることは神を咎めることだ もし私が自分を創りなおすことが出来たならば 私はあなたを落胆させはしないだろう もし私が巨大で塔に触れることが出来たとしても あるいは手のひらで海を掴むことが出来たとしても 私は精神によって測られるべきである 精神こそが、人間のもの差しなのだから」


外見で判断する人は非常に多いと思います。しかし、外見ではなく中身で判断する
世の中になってほしいものです。




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